3000ギネスへの道1

ギネスへの道『つるし飾り3000個への挑戦!』

プロローグ

平成17年5月のある日、それは社長の無責任な一言から始まった。

前作『ギネスへの道』第9章 「よし!そっちがそうなら!」 ならば、次だ!めげない地球屋スタッフ!(めげないのは言うだけの社長だけ??)ギネスが数を書き直してくれないなら、更新して数を書き直させればいいんだ!ということで、またまた8月のある日からギネスへの道第2章「2007個への挑戦」が始まった・・・・・・・・・・・・・・・。 と、書いてみたものの、2007個の挑戦は無残にも失敗した。理由は解らない。

落ち込んだ・・・・。3日くらい。そこで!

第1章

まぁ~2007個に増えたことだし・・・・・まぁ~良いか!ということで気楽に持ち直した。

2008年の元旦

『毎年、干支を1個ずつ増やしていくのをイベントにしよう!』ということで、2008年の元旦は厳かに『干支足しの儀』も終わった。2月末にNHK、3月1日に上毛新聞1面、3月3日にはなんと読売新聞の3面全国版に掲載された・・・・・さぁ~大変!お客様が押し寄せてくる。まさかここまでお客様が来るとは・・・・・。駐車場が大パニック!交通整理の人を頼むのにもどこへ電話をしていいのか解らない。でもとりあえず、駐車場はパニックだし・・・・・。だから社長は朝から夕方までランチも摂らずに駐車場の整理!

『よし!日本一の駐車場整理になってやる!』と単純な社長。でも、1週間もすると足腰は筋肉痛で動かないし、体力の限界を感じた社長は、ハルナグラスさんに『駐車場整理のおじさんを紹介して!』と泣きつき、紹介してもらったのであった。
駐車場を整理しているときに、タクシーを待っているお客様。『どちらからですか?』と聞いたら、『仙台からです』・・・・『せ・・仙台?ですか?遠いところをありがとうございます。今日は伊香保ででもお泊りですか?』と聞いたら、『いやいや年金生活者の私にとって、1泊はお金がないので日帰りです』「えっ?!~~~~~~」 ある意味ショックである。仙台から日帰りで来てくれた方が、果たして満足してくれたんだろうか・・・・。お客様を絶対に満足させてあげるには、どうしたらいいんだろうか・・・・・。もっともっと鳥肌が立つ位に感動させるにはどうしたらいいんだろうか・・・。
などと、駐車場の整理をしながら考える社長である。

またまたある日のこと、店内をフラついていると、お客様の声が・・・・
『凄いね~2008個だって~。でもこの中に入ってみたいよね~』

『それだ!中に入れるつるし飾り!』
よし!それがいいや!

丁度その頃である。ある新聞に地球屋のつるし飾りが掲載されたのは良いんだけれど、静岡の稲取温泉と地球屋の競争というような記事で、稲取が吊るし雛(つるしびな)に掛けて、2417個でギネスに登録するべく巨大なつるし飾りを作っているという記事である。稲取は団体・・・・地球屋は1店での競争である。明らかに不利である。しかし、レコード保持者としては、黙って見過ごすわけにはいかない。もっと感動させて、中に入れて、2417個よりも多くて・・・・・
『よしっ!3000個だ!』意味はない。まったく意味など考えていない。けれどもなにか意味をつけなくっちゃ!

ヤフー検索で、「3000個」と入れてみた。そうしたら『燦然と輝く~』
という文字!『これだ!燦然と輝く3,000個のつるし飾り!』
単純である。シンプル イズ ベスト・・・・

そこで、3000個に再挑戦することを決めた。
  誰が?
  勿論、アホ社長がである。

第2章

『今度、3000個に挑戦するから!』
『何を?なんのこと?』とマネージャー。
『勿論、つるし飾りで3000個でギネスに再挑戦!』
『・・・・・・・・・・・』
『そのつるし飾りは、中に入れるようにしよう!』
『それは、いいけど・・・・』

『絶対に凄いよね!』
『そりゃ~そうだけど・・・・・・・』

そんなことを言い合っている頃に、群馬県庁から1通の手紙。
群馬県サービス産業ステップアップ事業で補助金を出してくれると言う手紙だ!『よし、これを貰えば作れるじゃん!』というお気楽な考え。まだ貰えると決まってなんかいないし、まして・・・・・去年もプレゼンして落ちたし・・・・・。


これは、群馬県がサービス産業で表彰されている会社を対象に、新しい事業を何10社もプレゼンして、その中で選ばれるのは・・・・・2社とか・・・・。
去年は、草津店の開店に伴い、インターネットでの食事の通信販売ということでプレゼンをしたが、見事落選した。その時に、「2度と受けるもんか」と思ったのもつかの間で、1年経ったら忘れてしまう・・・・アホ社長です。


まずそこにプレゼンだ!ということで、プレゼンするまでの資料の提出がこらまた大変な仕事。送られて来た資料を読むのが面倒な作業で、なんか言い回しが県庁だなぁ~って言葉で、通常は使わない言葉のオンパレード。意味が解らない。それらの言葉や意味を電話やメールで聞きながら下書きをして、決められた用紙にボールペンで清書。失敗した場合も考え、8種類の用紙を各10枚ずつコピーしせっせとせっせと清書する。なんせ文字を書くのが苦手。誤字脱字、文章間違い、漢字は出てこない。こりゃ~先が思いやられる。やめようかな~面倒臭いなぁ~とか思いながらもなんとか仕上げた。これはまだプレゼンに参加するために提出する資料の段階。せめてパソコンで打てれば楽なのに・・・・でも提出用紙が複雑な表などで出来ている為に、この複雑な書類をパソコン上に作るのも大変だしな~。と思いながらなんとか間に合わせて県庁へ提出。

『ここと、ここが間違っています。書類を書き直してください。』

「げげぇ~~~また書き直すのか~。やっぱりやめようかな~」
そこで県庁の担当者が一言、
『手書きの文章も良いんですが、出来れば先日送ったメールに添付してある資料にパソコンで打ち込んで貰えると助かるんですが・・・・・』
えっ?!聞いてないよ~~と地球屋の帰ってメールをチェック。確かに群馬県庁からメールが来ていました。普段、ろくなことをしていないので、県庁からのメールなんてお知らせか、何かだと勘違いして・・・・なんと県庁からのメールはゴミ箱に捨てていました。
最初からこれがあったらラクチンなのに・・・。まぁ~自分が悪いんだから仕方ないけどね!

何度か書類を書き直すも、メールで送信して添削してメールで返してもらって・・・・・。いちいち県庁に行かないでも済むしね・・・・
始めっからこれが出来りゃ~・・・・と思いながらもかなり面倒な提出書類も終わり、プレゼン当日!
なんと・・・・・・・・遅刻!

前回は1時間前に着いてしまい、時間が押して1時間遅れで私の順番が始まり・・・、ってことで前回の教訓を生かしてピッタリの時間に県庁へ・・・そしたら駐車場が大渋滞で、5分遅れてその場所に行ったらだ~~れもいない。

あれ~・・・場所が違うのかな???と表札をチェックも確かに「サービス産業ステップアップ事業面接会場」とか書いてあるしなぁ~と思っていると会場の中から 『あっ!地球屋さんがいらっしゃってます』と担当者の方が出てきて、
『さぁ~どうぞ!』といきなり始まってしまった。
会場に入ると、正面に7人の面接官の方が座っている。
『では、そこに着席ください。持ち時間は3分です。チャイムで初めて頂いて、
2分30秒、すなわち制限時間の30秒前になったらチャイムが鳴ります。
3分立ちましたらまたベルが鳴りますので、終了してください』

息を整える暇もなく、いきなり始まってしまった。正直・・・・何を話したのか覚えていない。3分が経ち質問タイム。女性や男性の面接官の方々から質問がくるのに何とか答えたのは覚えている。中身は全然記憶に無いけどね。ただ一つだけ・・・・男性面接官から
『では、大きなつるし飾りの改良と言っても、ただ数を増やすだけってことですね?』

ちょっと、むかつく!カチンとくる!そうりゃそうです。ただ数を増やすだけです。それがなんてったって大変なことでさ~と、思っていたがそこで閃いた!
『いえ!それだけではありません。今回のつるし飾りの一番大きなつるし飾りの改良点は、人が中に入れると言う点です!』
良かった~思い出して!完全に忘れていた。たぶん、プレゼンの申請書類にも書かなかったような気がする。肝心なところで思い出したぁ~!ありがとうお母ちゃん!まぁ~私の人生なんてこんなもの・・・・・いつも行き当たりバッタリの人生で、計画性なんかまったく無くて、すべてにおいて対処療法だからね!(計画するけどその通りに進んだことがない)

第3章

さてさて待つ事1ヶ月位だったかなぁ~。例えこの審査に落ちても3000個はやり遂げたいので準備に入りたいけど、もし受かれば事前の準備は禁止だとか言ってたしな~。 とそのタイミングで私が入院してしまった。硬膜下血腫である。3月に店の階段を踏み外して(と言っても3段ですが・・・・)頭は打たなかったのだが脳味噌が動いて毛細血管が切れて頭蓋骨の中に血が溜まってしまった・・・という怪我である。だからその頃のことは正直あんまり記憶がない。毎日毎日忘れ物をしていた日々であった。

結局、頭蓋骨に5㎜位の穴(らしい)を開けて血を抜くという手術を受けて1週間の入院である。それからは元のように(?)目の前もスッキリとし、記憶は相変わらずスッカリと・・・・無事退院して仕事を始めると・・・・、そこへ県庁からの封書が届く。 「合格!」と書いてあったかどうかはまったく記憶が無いが、とりあえず受かった。例年だと20社程度がプレゼンをして、受かるのが2社程度とも聞いている難関である。ありがたい・・・・。

そこからがまた提出資料作りで大変。見積もりを3社以上から取れだの、あれせい!これせい!と相変わらず厳しい県庁である。まぁ~税金を頂くわけだからしょうがないけどね・・・・。でも、何度『もう~いいや』という気持ちにさせるほどの提出資料作り。

結局すべてOKが出たのは8月10日過ぎ。ここから12月26日に向けて992個の縮緬細工作りを始めた。 まずは、上部に取り付ける輪を鉄で作るのだが、その正確なサイズを測ることさえすでに困難な作業。場所が地上9mほどの天井。実はかなりの高所恐怖症である私。 高いし、行けない・・・・・だから目測である。

あそこの梁がこの柱の延長線上にあるのだから、この寸法は190cmかなぁ~というレベル。もっともプロに来て見てもらったのだが、プロといっても鉄の作家さんだから鉄の仕事はプロでも目測は・・・・・ねぇ~。

なんども、あ~じゃない、こーじゃないを繰り返し目測だけで3日を要した。 結局、200cm×170cmで決定!でもギリギリだなぁ~という不安を残しつつ・・・・・決定!・・・・・でも不安だなぁ~もうちょっと小さくても・・・・・。


鉄の制作風景11月


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