1301ギネスへの道2

ギネスへの道

第4章  本当の「ギネスへの道」が始まる

しかしこれからが本当の「ギネスへの道」の始まりでした。

「こんな資料が必要だとギネス社が言ってきました」と次々に資料を請求される。「そこまでするの」「うそ~」「勘弁して~」の連続。問題となるのは手作りということとの証明と、たしかに1300個であるという数の証明。まずは手作りという証明の問題から解決だ~。ところで「手作りです」ってどうやって証明するんだろう。1個や2個をビデオで撮ったって、後を全部既製品でくっつけたって解からないのに・・・。でもギネス社ってそこまで考えるのかな~などなど葛藤があり、取りあえず、縮緬をカットし、縫って、裏返して、くっつけて・・・・。作っているところを写真とビデオで撮影。なかなか上手く写真が撮れない。どうやって撮ったら手作りだと解かるんだろう。勿論フォーマットなど無いし、やり方なんかどこにもない。取りあえず・・取りあえず・・・の連発。

第5章「あれ~」

次に数の証明。折角吊るした吊るし飾りを一度全部外して、吊るしている所を初めからビデオ撮影することに。ビデオに写るのはその物だけで、他は写ってはいけないということ。写る人物は一人で、その人の住所氏名身長体重も明記と言うこと。天井から白い布をバックに貼り付け、吊るし飾りと私以外他になにも写らない様にセットする。

それも数が問題だから、全ての縮緬細工に数字を書いた付箋を貼って、数えながら(勿論英語)、全てノーカットでビデオ撮影をしなさいという請求。それもその数の書いてある付箋まで送りなさい、ビデオは編集したものと、マザーテープも一緒に送りなさい、などなど枚挙に暇がないくらい次から次へ資料の請求が来る。

ノーカット撮影当日の出来事。

しかたないから一度完成した吊るし飾りを、上の枠から全て外して1本1本の紐に数字を書いた付箋を付け、更に1個1個の縮緬細工にも番号を書いた付箋を付けた。準備は完了。ビデオ撮影始める。数を数えながら(勿論英語)1個1個の縮緬細工を数え、そして1本1本の紐を数えながら上の枠に掛けていく。最後に中央の玉を吊るした紐を残してここまでは順調に終わった。最後は中心部分の玉だけだから数は解かっているので付箋はつけていない。順調に数を数え・・1298・1299・1300・1301「あれ~、1個多いよ。1301個あるじゃん」と言うわけで、ビデオ撮影中に縮緬細工の数が1300個ではなく、1個多い1301個だということに最後の最後で気が付いた。

ビデオはノーカットでなければ駄目だから、今更初めから全部やり直すなんてとんでもない。全ての吊るし飾りを外して、ビデオに撮りながら、付箋が付けてあるのを数えながら外してケースに入れていく。3時間もかけてここまで来たのに、「またこれを全部やり直すの~」と思った瞬間にズルイ思惑が頭をよぎった。「申請書の数を書き直した方が楽そうだ。良し!1301個で申請しよう。」という訳で、記念すべき地球屋の吊るし飾りは1301個という変な数になった。(ちょっと変な地球屋だから、まあいいか!)

後日談として、

「なぜ1301個なんですか?」と何かの意味を答えてくれるだろうと目を輝かせて私の答えを待っている方に「意味はありません」と答えると一様にガッカリする。色々と後付で理由を考えたんだけど思いつかなかったのでやめました。答える私も辛いんです。

第6章 説明文

手作りの証明もなんだかんだと終わり、数の証明である撮影も終了した。最後にトドメを刺すような資料請求が来た。「その物の説明を日本文と英文で書いたもの。但し、日本人の英語が出来る程度では駄目。全てネイティブイングリッシュで」これは困った。まず、吊るし飾りの説明をまず日本人に説明して、その吊るし飾りの味わいというかニュアンスも含めた内容をネイティブの人に説明してもらうということだ。「う~ん」。そんな知り合いがいない。またまた吉池さんに相談する。NHKの「世界遺産」という有名な番組を編集している人達が、英語の出来る日本人とネイティブ(それも大学教授クラス)のペアだということで早速お願いをする。ペアの一人、日本人の方と何度もやり取りをしてやっと文章が仕上がった。「仕上がった文章をメールで送ったから確認して欲しい」という電話があり早速見てみた。「う~~ん」確認と言われても、ただただ英文がズラ~~ッとあるだけで読めません。確認など出来るはずもなく・・・・。勿論写真とイラストは解かりましたが・・・・。


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