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ギネスへの道

1章「言うのは簡単」だけど・・・

平成17年5月のある日、それは社長の無責任な一言から始まった。

「地球屋のシンボルとして、世界一のつるし飾りを作ろう!よし、来年は2006年だから2006個作って、ギネスに申請しよう!」

なんというアホな一言。通常約50個の吊るし飾りを2006個~?何ために?これを聞いたマネージャーを初めとしたスタッフの皆が思い考えた事はただ一つ「社長は、自分は作りもしないからいい加減なことを言って~」

ここから地球屋の長い長い「ギネスへの道」が始まった。まずは誰が何をどのように何個作ればいいの?2006個ということは、200人で10個づつ。100人で20個づつ。縮緬細工を作れる人がそんなにいない!では、50人で40個。20人で100個。10人なら一人200個。無理だあ~。年末までには仕上がり、年明けには2006個のつるし飾りが天井からつるしてある風景を想像してウットリ気分に浸り切っている社長。しかしあと正味6ヶ月しかない。布の準備などをして、縮緬細工が作れる方を募集して、布の手配して、一人1日1~2個のペース。どう考えても無理。

さらに8月になると呑気な社長は畳み掛ける。「ヨシ!来年の正月から3月位まで「つるし飾りコンテストをして、全国からつるし飾りを応募して貰おう!そうだ!創作人形コンテストも合わせれば面白いぞ~」社長!言うのは勝手ですが、誰が担当するんですか?「ギネスに挑戦」だけでも一杯一杯だっちゅうのに、「それじゃ~ね~」で何処かへ行っちゃうんだから・・・・・。

「2006個のギネス飾り」も「つるし飾り&創作人形コンテスト」の予定もたたないままに、平成17年の夏は終わろうとしていた。

第2章「2006個なんて間に合わない」

10月も終わろうとしていた頃、マネージャーから「社長!駄目です。無理です。縮緬細工が2006個なんて作れません。間に合いません。どうしましょう」「申請するのを1年位延ばすか、どうしても今年申請するなら数を減らして申請をするかどちらかしかないです」という話があった。社長は一瞬考えた。いや考えた振りをして、そしてあっさりと「じゃ~数を減らそう」。なんという気楽さ。言うだけで何もしない社長らしい。大事をする場合は、この心の広さ(いい加減さ?)が肝心。つづけて社長はのたまう。「つるし飾りの売るのも作りたいし、地球屋からもベルデドールに応募したらいいじゃん」「いいじゃん」と言ったって・・・。

第3章「ところで・・。ギネス申請ってどうするの?」

さあ、いよいよ17年も暮れようとしていた12月。なんだかんだと1300個のつるし飾りの完成が見えてきた。さあ、ギネスに申請しようか。ところでギネスってどうやって申請するの?あちらこちらと調べた。ギネスブックを買うと申請書が付いているという情報を得て、とりあえず「ギネスブック」の本を買ってみた。「あれ~申請用紙なんて付いて無いじゃん」情報が違う。インターネットで調べて見ると2002年までのギネスブックの目次には確かに「申請書」という項目があるが、2003年からの本には書いてない。直接出版社に電話で聞いてみたところ、「あまりの申請の多さに付けるのをやめたそうです。現在ではインターネットからギネス社のHPに入って、そこから申請用紙を取ってもらっています」とのこと。な~んだ簡単だ。教わったアドレスからHPを開いた。当然と言えば当然なことなのだが、なんと全て英語だらけのHP。何がなんだか解からない。勿論、ギネスビールの会社のHPなのだから、ビールの写真などもある。他にも何かしているようなことが書いてあるのだが、解かるのは写真とイラストだけ。「あれ~」またまた高い壁。

またまた調べる。どうも館林市で鯉のぼりを谷に並べて泳がせたのをギネスに申請したらしい。早速、館林に聞いてみた。そうしたら、小学校の校長先生を承認者にして申請したら取れたらしい。なんだ簡単じゃん!と一安心。

どうも代行業者もいるらしいということが解かってきた。しかし高そうだ。それに何社もある。ギネス申請を代行する会社?なんともイカガワシイ。どこがまじめな会社なの?それを誰に聞けばいいのか?????

たまたま知り合いに「夫婦の年齢の合計がギネスに載っているよりも数字が上だ!というギネスを申請した親戚がいる」という情報を得た。「よし。その人に聞いてみてくれ!」ということで聞いてもらった。申請したのは共同通信社という新聞社の人達が申請してくれたらしいということが解かった。しかし結局は「結婚したということを証明するのが牧師ではない」とかいう理由で承認はされなかったようだ。ここで初めて、「あっ結構ハードルは高いんだ。全部が全部承認されるわけではないんだ!」ということに気が付いた。

「しかし、ここまで来たんだからチャレンジしよう。そこにしか活路が見えない」ということでギネスを申請されたという共同通信社の方の名前を調べて電話をした。その時のお話を色々と詳しく聞く。それがご縁でお正月早々に取材に来てくださった。そのお陰で全国の地方紙に「つるし飾りでギネスに挑戦」という記事が載った。(ありがとうございました。心より感謝)

しかし、結局は「自分達で出来るから業者を使わないで自分達でやったら!」
ということで腹を括る。
「よし、吉池さんだ!吉池さんが英語が出来る」ということで友人のコンサルタントの吉池さんにギネスの仲介を頼むことになった。



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