ギネス承認

世界一奪回 13556個のつるし飾り

実は、私はギネス・ワールドレコードホルダーである。『世界一大きな、つるし飾り』ということで、ギネスブックに登録されている。2006年に『世界一大きいつるし飾りを作ったらどうだろう・・・』と私がなんの前触れもなく発作的にいきなりそんなアイデアを出したのがきっかけである。『そしてそれをギネスブックに申請しよう』と続けて言ったのだが、『良いわよね~、自分は一つも作りもしないんだから・・・』というマネージャーの言葉にもめげずに、『2006年だから2006個のつるし飾りを作ろう』と言う事になった。当時はまだ『つるし飾り』『つるし雛』というものは今ほど知られておらずに、『なにそれ?』とよく言われたものである。3月3日の桃の節句の七段飾りの両脇などに飾る桃の節句の飾りの風習が地域によってあったものが、現在では全国的に広がり、七段飾りにとって変わりつつある。
2006個を目指して作って行ったのだが、全然間に合わない・・・。もうこの辺でいいや!となったのが1300個というわけだ。つるし飾りは出来たが、今度はギネスに申請する方法が解らない。以前は日本でも申請する方法の本などがあったらしいのだが、調べていったらギネス社のホームページから入るんだよ!と聞いて開いていったら全て英語のホームページで何にも解らない・・・・。イギリスに10年住んでいた商社マンの友人に和訳、英訳を頼んで、なんとか申請し登録していただいた。
ギネス世界記録が思ったよりも大きな反響を呼んだので、気を良くして3000個に増やし、2回目の申請も登録出来た。

2012年3月11日、東日本大震災で多くの福島の方々がこの群馬県にも避難されてきた。そこでその避難所を訪れ、毎週毎週つるし飾り教室を開催したのがきっかけで、その方々が地球屋に遊びに来て下さった時に、その3000個のつるし飾りを見て『私達も世界一に挑戦したいわ~』という一言がきっかけになり、『じゃぁ~皆で作りましょう!世界一になりましょう』という事になり、多くの応援の方々の応援で細工物はドンドン仕上がって行った。小学校からも『是非、授業で取り入れたい』というお話を頂き、ボランティアで小学校を何校も伺った。結局853名の方々にお手伝いして頂き、完成したのが7045個のつるし飾りだった。この細工物の中には『早く復興してね』などの応援の手紙が入っている。その年の流行語大賞に、世界一になった女子サッカーのニックネーム『なでしこ』が選ばれた。集まった細工物の数が7000個弱だったのだが、完成はいくつにしようか・・・と考えていたところだったので、『よし!数を7045個にしよう!なでしこ・・・7045って読めなくもないよね』というちょっと強引だが、語呂合わせにして、足りない数は店内のスタッフで作った。
翌年には新潟の十日町市が1万1千個という巨大つるし飾りで記録を塗り替えてきた。しかし、細工物は出来ても、それをつるす作業が物凄く大変だということを知っている私を含めた皆が『でも、ここまでやったんだから・・・』『なでしこ!で良いんじゃないですか?』と考えていたし、私もあのつるす大変な苦労はもう出来ない・・・。と考えておりこのまま「なでしこ7045個」で良いよね!と結論を出していた。約2年間は・・・・。

しかし、昨年の正月に、『やっぱり、世界一がいいな!』ということになり、『世界一を奪回しよう』と決め、去年の1年間はエネルギーをそれに費やした・・・。と言っても、私は、廣瀬先生の指導を受け、パン工房に集中していたから、つるし飾りは口だけを出して、応援していただけ・・・・ですが・・。
昨年の12月26日にギネス社から認定員に来て頂く日程になっていたので、最後の最後には出ざるを得ずに、格好よく言えば、陣頭指揮をとって指示だけでは間に合わずに数を数えたりして徹夜をした。

当日もなんとか完成し、最後に認定員から認定書を受け取る時には人目もはばからずに泣いた。涙が前に飛んだ。数は1万3千555個の予定で、『いざ!ゴーゴーゴー!』という語呂合わせをしたのだが、私の数え間違いで1個多くなり1万3千556個という、なんとも情けないオチも付いてしまった。
というわけで、私はギネス・ワールドレコード・ホルダーである。私はそのうちの2個を作っただけという、なんとも情けないホルダーである

※つるし飾りのサイズ

高さ:750

重さ:280


ギネス認証!7,045(ナデシコ)個のつるし飾り

3月11日の震災のあと、何かしなければいけないと思いながらも、何をしていいか解らないで、『地球屋では何が出来るのだろうか』と自問自答していた時、群馬県内にも沢山の方々が避難されていることを知り、その被災者の方々への何かケアが出来ないだろうかと考えたのが、避難所へ出向いての『ちりめん細工教室』の開催でした。

それも一度だけではなく継続していくことが大事だろうと、毎週水曜日に、ボランティアの方々10名ほどと避難所に出向き教室を開催しました。15回程開催した頃、その被災者の方々が皆さんで地球屋に来店され、3000個のギネス認定されている巨大つるし飾りを見て、『凄いね!凄いね!』と感動してくれました。

その頃、女子サッカーのなでしこジャパンが世界一になり、日本中が高揚している時でした。世界一になるということはいかに凄いことかと感動するとともに、私達も今のこの日本を元気にする為に、皆で世界一を目指そうと思い立ち、被災者の方々にも応援してもらい、ギネスに登録されている3000個のつるし飾りを更新する事を決めました。

『皆も世界一の一員なんだよ!』
私もあの世界一になったつるし飾りの1個を作ったんだよ!』

それが皆の自信になり、誇りになり、復興へ向けてのエネルギーになるんじゃないか。そんな思いから更新記録の目標数を5500個とし、『日本復興 ゴーゴープロジェクト』として広くボランティアの方々を募ろうと告知しました。幸いにも数社の新聞が掲載してくれ、多くの方々がボランティアへの参加を申し出てくれました。

また『NIE』(Newspaper in Education)という運動に力を入れていた小学校の先生が記事を読んでくれて拡がり、小学校2年生は2校で150人、中学校2年生は60人参加してくれています。小学校2年生の授業で取り上げてくれた際には、小学校にも出掛けました。

このボランティアの方々に作って頂いた細工物の中には、震災で被災された方々への熱い思いをメッセージに書いて貰い入れてあります。ボランティア総数は850名を超え、細工物の総数は目標の5,500個をはるかに超え7045個(ナデシコ)という、今までのギネスに登録されている3000個の吊るし飾りの倍以上の巨大なつるし飾りが完成致しました。

ご協力頂きました皆様全員に完成したつるし飾りの写真をお送りする事になっています。


※つるし飾りのサイズ

高さ:750

重さ:180

:3m×1.8


3000個を吊るした「世界一のつるし飾り」


■ギネスブックに認定された世界一のつるし飾り

絹の古縮緬を用いて、すべて手作りの3000個のつるし飾りです。
大きさ10cm前後の縁起物の縮緬細工です。
長さ:7m
直径:2m
重さ:80kg


ギネス承認証










「新 ギネスへの道 3000」
新たな記録更新までの長い長い道のりをご紹介!
ぜひぜひ一読ください!!




2008個を吊るしたつるし飾り


■巨大つるし飾り

絹の古縮緬を用いて手作りした、大きさ10cm前後の縁起物の縮緬細工を2008個吊るしてあります。

長さ:6.8m
直径:1.2m


ギネス承認証







「ギネスへの道 1301」
ギネスに承認されるまでの苦労の数々を紹介しています!
ぜひ一読ください!!


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